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てか、これはある種当たり前だと思う。こと報道に関しては、日本よりモラルが高い国ってそうはない。
というか、欧米はフジヤマ・ゲイシャ系報道をいまだに続けている。で、ゲイシャがいるんだから遅れているね、という論調をCNNやBBCはいまだに続けているからね。
ただ、そういう意味では日本の報道も落ち目ではある。特にNHKが積極的に民放を喰おうという姿勢が危険。今のところ、NHKの内容はバランスが取れているけど、これがいつまで続くかわかったもんじゃない。さらに、民放の圧迫が激しくなって多くが経営問題を抱えてきているから、「報道の自由」が危うい。結局は経済力の問題だからね。特定の懸案について右傾左傾が極端になってきているのがいい証拠。
NHKの何が問題、ってくだらない感想を付け加えるようになったこと。今までこんなことをしている番組は『子供ニュース』と『手話ニュース』しかなかったのに、今では19時、21時のニュースでも平然とこれをやっている。つまりは、全く出典のない情報を自主的に垂れ流しているわけで、かなり危険な兆候だ。これを国内向けにやっていると、なぜダメなのか良くわからないと思うけど、外国のニュースでこれをやられると、あくどさが丸わかりになる。
例えば、今年の春ごろBBCは「日本と韓国は仲が悪い」っていうネタをとりあげていた。で、キャスターが在日特派員に「何故でしょう?」って聞くんだよ。すると、特派員が「韓国は日本に支配されていたからそれを恨んでいる」と答える。ここまでは、何の問題もなく正しい。しかし、キャスターは「では、なぜ日本人は韓国が嫌いなのでしょう?」と聞くと、特派員は「韓国企業が成長してきて日本企業を脅かしているから」と答える。もちろん、これは一面においては正しい。そういう理由で韓国が嫌いな奴だっているだろう。しかし、それって「日本人が韓国人を嫌いな理由」という点からみたら、やっぱり間違っている。韓国企業が紙屑だったころは韓国人が大好きだったことになっちゃうからね。これが偏向報道だという点では、右翼だろうと左翼だろうと同意するだろう。韓国人ですら同意すると思う。でも、外国の特派員は別に客観的なデータがなくてもそういう観測を垂れ流していいんだよ。感想なんだからさ。で、キャスターは「なるほど、ありがとう」って言うわけ。まさしく、これこそが模範的な反日世論の形勢方法だよ。ちなみに、日韓がお互いを評価する理由は「韓国ドラマ」と「サンリオ」しかないらしい。もちろん、これも一面の真理を付いた鋭い意見ではあるけど、全体としてはやはり間違っているだろう。こういう世間を斜めに見る態度は所詮は風刺漫画レベルであって、ジャーナリズムと呼べるようなもんじゃない。
これは一種の愚民化政策ってやつだよ。正しい情報を伝えたいわけじゃなくて、他国の卑しさを前面に押し出した国内世論の安定と、遠まわしには東アジアの不安定化を望んでいるわけだ。だから、尖閣の件でも日本に好意的な報道は絶対にしない。イギリスは中国には負い目がある上に、日本と仲良くするメリットってほとんどないからね。アメリカは太平洋に利権がたくさんあるから、ここまで露骨なことはやらないけど、イギリスは本当にひどいよ。でも、これってゲッペルスが望んでいたような模範的な国営放送の在り方でもある。何でも劇的であればいい、ってわけじゃなくて、空気のように世論を誘導しなくてはいけない。こんなことだって、一つ一つはくだらないことだからね。日本に今でもゲイシャがいることは事実でもあるんだよ。三段論法に組み入れて欲しくない、ってだけで。
で、最近のNHKは全く同じことをやり始めているんだよね。まだ、海外のニュースに関するネタではあまり言っていないけど、国内ニュースでは結構感想を言っている。「○○は~するべきだと思います」ってのを何度聞いたことか。これは本当に危険な兆候だよ。いや、最近のNHKのバランス感覚はいいとおもうけどね。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
自称自由の国との違いはなんだ? (スコア:0)
Re:自称自由の国との違いはなんだ? (スコア:0)
てか、これはある種当たり前だと思う。こと報道に関しては、日本よりモラルが高い国ってそうはない。
というか、欧米はフジヤマ・ゲイシャ系報道をいまだに続けている。で、ゲイシャがいるんだから遅れているね、という論調をCNNやBBCはいまだに続けているからね。
ただ、そういう意味では日本の報道も落ち目ではある。特にNHKが積極的に民放を喰おうという姿勢が危険。今のところ、NHKの内容はバランスが取れているけど、これがいつまで続くかわかったもんじゃない。さらに、民放の圧迫が激しくなって多くが経営問題を抱えてきているから、「報道の自由」が危うい。結局は経済力の問題だからね。特定の懸案について右傾左傾が極端になってきているのがいい証拠。
NHKの何が問題、ってくだらない感想を付け加えるようになったこと。今までこんなことをしている番組は『子供ニュース』と『手話ニュース』しかなかったのに、今では19時、21時のニュースでも平然とこれをやっている。つまりは、全く出典のない情報を自主的に垂れ流しているわけで、かなり危険な兆候だ。これを国内向けにやっていると、なぜダメなのか良くわからないと思うけど、外国のニュースでこれをやられると、あくどさが丸わかりになる。
例えば、今年の春ごろBBCは「日本と韓国は仲が悪い」っていうネタをとりあげていた。で、キャスターが在日特派員に「何故でしょう?」って聞くんだよ。すると、特派員が「韓国は日本に支配されていたからそれを恨んでいる」と答える。ここまでは、何の問題もなく正しい。しかし、キャスターは「では、なぜ日本人は韓国が嫌いなのでしょう?」と聞くと、特派員は「韓国企業が成長してきて日本企業を脅かしているから」と答える。もちろん、これは一面においては正しい。そういう理由で韓国が嫌いな奴だっているだろう。しかし、それって「日本人が韓国人を嫌いな理由」という点からみたら、やっぱり間違っている。韓国企業が紙屑だったころは韓国人が大好きだったことになっちゃうからね。これが偏向報道だという点では、右翼だろうと左翼だろうと同意するだろう。韓国人ですら同意すると思う。でも、外国の特派員は別に客観的なデータがなくてもそういう観測を垂れ流していいんだよ。感想なんだからさ。で、キャスターは「なるほど、ありがとう」って言うわけ。まさしく、これこそが模範的な反日世論の形勢方法だよ。ちなみに、日韓がお互いを評価する理由は「韓国ドラマ」と「サンリオ」しかないらしい。もちろん、これも一面の真理を付いた鋭い意見ではあるけど、全体としてはやはり間違っているだろう。こういう世間を斜めに見る態度は所詮は風刺漫画レベルであって、ジャーナリズムと呼べるようなもんじゃない。
これは一種の愚民化政策ってやつだよ。正しい情報を伝えたいわけじゃなくて、他国の卑しさを前面に押し出した国内世論の安定と、遠まわしには東アジアの不安定化を望んでいるわけだ。だから、尖閣の件でも日本に好意的な報道は絶対にしない。イギリスは中国には負い目がある上に、日本と仲良くするメリットってほとんどないからね。アメリカは太平洋に利権がたくさんあるから、ここまで露骨なことはやらないけど、イギリスは本当にひどいよ。でも、これってゲッペルスが望んでいたような模範的な国営放送の在り方でもある。何でも劇的であればいい、ってわけじゃなくて、空気のように世論を誘導しなくてはいけない。こんなことだって、一つ一つはくだらないことだからね。日本に今でもゲイシャがいることは事実でもあるんだよ。三段論法に組み入れて欲しくない、ってだけで。
で、最近のNHKは全く同じことをやり始めているんだよね。まだ、海外のニュースに関するネタではあまり言っていないけど、国内ニュースでは結構感想を言っている。「○○は~するべきだと思います」ってのを何度聞いたことか。これは本当に危険な兆候だよ。いや、最近のNHKのバランス感覚はいいとおもうけどね。
Re: (スコア:0)
実際、報道以外については良くなった面のが大きい。大きすぎて民放より面白くなってしまった。