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あんまりコメントついてないけど、これってITのことを全然理解していないとんでも裁判だよね。いじめてる様子を撮影したカメラのメーカーが訴えられないのが不思議なぐらい。Winny裁判の幇助罪もそうだけど、「ツールを作ってる人」「場を提供する人」が安易に有罪にされてしまうのはいかがなものだろうか。
タレコミのリンク先のAFPの記事およびそこからリンクされている関連記事を読んでも「約2か月にわたって視聴が可能だった」としか書かれていないのだが、削除依頼を放置したという話はどこから出てきたのだろう?(被害者あるいはその関係者が削除依頼をしたということは当然に予想されることではあるが、記事中のどこにも書かれてはいない。書かれているのは当局からの連絡を受けて削除したということだけだ。当局からの連絡後、どのぐらいの時間で削除されたかも記事にはない。タレコミには数時間後とあるが。)
イタリアの法制についてはほとんど知らないけれど、さすがに過失犯を立法措置無しで処罰出来るとも思えないので、何らかの形で故意が認定されたのであろう。ではどんな形で?または、本件のような事例で過失犯を処罰出来るような法律がすでに存在するのだろうか?これらも記事に書かれてはいない。
また、上記関連記事には「検察側は、グーグルには投稿されたビデオを公開させない法的責任があると主張。」とある。問題は貴方の言うような「削除依頼に応じたか否か」ではそもそもないかもしれないのだ。
さらに、ちょっと検索してみると、少なくとも被告のうち一人は「すでにGoogle Videoから問題の動画が削除されてしまう時点まで、まったくその動画の存在すらも知らなかった」と主張しているようだ。(CNet Japanの記事 [cnet.com]より)この被告にどんな故意があったというのだろうか?「投稿出来る動画サイトを開設すれば不法な動画がアップロードされるに決まっているのに開設した」という未必的故意?さもなくばこの被告の主張が虚偽であることを立証出来たのか?こういったことも、タレコミやそのリンク先を読むだけでは全く不明だ。
以上のような事柄を考えれば、「とんでも裁判ではない」と断定するには材料が少なすぎると言わざるを得ない。もちろん、「とんでも裁判である」と断定するにも。
というわけで、断定的に主張されている貴方には是非判断材料となった情報の提供をお願いしたい。もちろん、疑問が解決するような話なら他の人のコメントも喜んで読ませていただくことにしよう。
# ただ、イタリア語の判決原文、あるいは要旨を読んでみろとかいうのはご勘弁。# 機械翻訳ってのもなんだし、知り合いに翻訳頼むなんてのもなかなか大変だし。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
とんでも裁判 (スコア:1)
あんまりコメントついてないけど、これってITのことを全然理解していないとんでも裁判だよね。いじめてる様子を撮影したカメラのメーカーが訴えられないのが不思議なぐらい。Winny裁判の幇助罪もそうだけど、「ツールを作ってる人」「場を提供する人」が安易に有罪にされてしまうのはいかがなものだろうか。
Re:とんでも裁判 (スコア:0)
なぜGoogleが訴えられて、幹部が幇助として有罪判決を受けたかをちゃんと読め。
苛め映像の削除を依頼されたのに放置、二か月も公開しっぱなしにしたから
訴えられて有罪判決を受けることになった。
被害者やその協力者からの削除要求は無視していたくせに、当局から事実確認の
連絡が来たら即削除。
やりかたが汚いというか、日本でもストビューでプライバシーを侵害する映像の
削除要求を無視することが多いので、Googleってどこの国の社員でも質が悪いと
いうことなのか。
ちゃんと被害者から削除の依頼をされたときに、適切に対応していれば
訴えられていないよ。
学校でだって、苛めが原因で子供が死亡したとき、学校が苛めの事実を知っていながら
放置していた場合には責任を問われてるよ。
Re:とんでも裁判 (スコア:2)
タレコミのリンク先のAFPの記事およびそこからリンクされている関連記事を読んでも「約2か月にわたって視聴が可能だった」としか書かれていないのだが、削除依頼を放置したという話はどこから出てきたのだろう?
(被害者あるいはその関係者が削除依頼をしたということは当然に予想されることではあるが、記事中のどこにも書かれてはいない。書かれているのは当局からの連絡を受けて削除したということだけだ。当局からの連絡後、どのぐらいの時間で削除されたかも記事にはない。タレコミには数時間後とあるが。)
イタリアの法制についてはほとんど知らないけれど、さすがに過失犯を立法措置無しで処罰出来るとも思えないので、何らかの形で故意が認定されたのであろう。ではどんな形で?
または、本件のような事例で過失犯を処罰出来るような法律がすでに存在するのだろうか?
これらも記事に書かれてはいない。
また、上記関連記事には「検察側は、グーグルには投稿されたビデオを公開させない法的責任があると主張。」とある。問題は貴方の言うような「削除依頼に応じたか否か」ではそもそもないかもしれないのだ。
さらに、ちょっと検索してみると、少なくとも被告のうち一人は「すでにGoogle Videoから問題の動画が削除されてしまう時点まで、まったくその動画の存在すらも知らなかった」と主張しているようだ。(CNet Japanの記事 [cnet.com]より)
この被告にどんな故意があったというのだろうか?「投稿出来る動画サイトを開設すれば不法な動画がアップロードされるに決まっているのに開設した」という未必的故意?さもなくばこの被告の主張が虚偽であることを立証出来たのか?
こういったことも、タレコミやそのリンク先を読むだけでは全く不明だ。
以上のような事柄を考えれば、「とんでも裁判ではない」と断定するには材料が少なすぎると言わざるを得ない。もちろん、「とんでも裁判である」と断定するにも。
というわけで、断定的に主張されている貴方には是非判断材料となった情報の提供をお願いしたい。
もちろん、疑問が解決するような話なら他の人のコメントも喜んで読ませていただくことにしよう。
# ただ、イタリア語の判決原文、あるいは要旨を読んでみろとかいうのはご勘弁。
# 機械翻訳ってのもなんだし、知り合いに翻訳頼むなんてのもなかなか大変だし。
削除依頼受けて2ヶ月放置なら (スコア:0)
ただ、2ヵ月公開ってだけで、削除依頼からの期間は確認できませんでしたが。
Re: (スコア:0)