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チートツールなんかもそうですけど、少なくともその頃は一般ユーザにとっては「そういうものがあるらしい」という都市伝説レベルで、話には聞いていても手に入るようなものではないし、さまざまなリスクを冒してまで積極的に手に入れたいと思うような性質のものでもなかったように思います。
#たしか「こち亀」で一度だけ両津がSFC用(?)チートツールを購入するシーンがあった。左近寺に「それはもしかしてゲームを改造するやつでは…」と突っ込まれて「違う、ちょっとした周辺機器だ、本当に」と誤魔化していましたが。
チートツールとマジコンでは経緯も異なってくるでしょうが、こう言ったアングラツールが浸透して行ったのは、旧プレステ時代にPARが普及したことが大きいのではないかと思っています(プレステを批判したいわけではありませんので念のため)。当時はインターネットの黎明期でもあり、当時のインターネットがどう思われていたかも鑑みれば、アングラツールの情報が急速に浸透して行っても不思議ではありません(「供給」以上に「需要」が大きいので、流布するのが早い)。「都市伝説」が「現実の情報」に化けたのは、自分の実感レベルでも、この時期であったように記憶しています。今やチートツールは大手ゲームショップでも置いている程ですからね。マジコンが普及して行った経緯はもう少し違うでしょうが、「都市伝説」や「ゲーム代を抑えたい」という「潜在需要」を、インターネットや各種アングラ本が「現実の情報」に昇華させてしまったこと、また先日「ゲーム屋さん」というあだ名で呼ばれていた少年が摘発されていましたが、ああ言った功名心や、友人をつなぎ止めておきたい、などという欲求から「周囲に流布」させてしまう「ネ申」が存在することで普及して行った…という大まかな流れは同様なのではないかと思っています。ついでに言うと、若年層はダークサイドにあるものを格好良く思う傾向もありますし。あと、ページビューを稼ぐために、この手の情報を好んで扱うブログなども一翼を担っているでしょうね(これらは性質としてはアングラ本に近いですが)。
#結局のところ、「マジコン」という「強いけれども扱い方を間違えると危険な力」に、関係者が皆振り回されているのだと思います。#斧を正しく使うのにそれなりの膂力が必要なように、強い力は振るうものにも相応の強さを要求するものです。見合った力がなければ、自滅するか、暴走するか。
現実問題としては、まずマジコンについては、最早存在が独り歩きしている以上、まず供給そのものを不法化するしかないでしょう(バックアップは自由だと言う話で抵抗されるかも知れませんが、既に実質用途が「バックアップ」から外れているので、門外不出が大原則のバックアップ特例は適用不能でしょう)。また、既にユーザに出回ったものについては、本件のように海賊行為に強い対応を繰り返して「持っているとヤバい」と思わせるという、一罰百戒効果を狙うしかないでしょう。
バックアップの言いわけを潰すためにも、DL販売+activationに移行するってのはアリだと思うんだけどなぁ。あ、それはPSPか。
そもそもバックアップ例外はメディアが脆弱だった時代に、バックアップが門外不出であることを大前提にした例外だったわけで。
というわけで、バックアップ例外は言い訳以前に本来全く通用しません。「状況的には違法行為目的であることが明らかだが、明示的に明らかでないので、そのものを摘発できない」という抜け穴を悪用されているケースと考えた方がよいでしょうね。
マジコン擁護でバックアップの主張をしてる人は、あまり見かけませんね。よく見るのは、「オリジナルゲームの開発」でしょうか。それなりに筋が通ってますし、ハードを買うときに「勝手に開発致しません」なんて契約結ばないですしね。これに対して、普及の実体が酷いから規制だとなるなら、車はどうよ?ってことになるし。
そういう意味では、車と同様に免許制にして、違法に使用したり無断で使用したりしたら罰則、ってのが解り易いけれど。国を挙げて免許制にするほどの事項とも思えないってところが、にんともかんとも。
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
DSi 新ファームで規制 (スコア:0, オフトピック)
Re: (スコア:2, 参考になる)
アップデートで穴塞げない仕様ってのはさすがに無茶過ぎたと思うんだよなぁ…>DSとDSL
#あとわしらが若いころはマジコンってもっとアングラな位置づけだった気がするんだがのぅ
#アキバのマンションの一室で細々と売ってるとか
Re: (スコア:0)
「裏ツール」が表に出てきた理由? (スコア:2, 興味深い)
チートツールなんかもそうですけど、少なくともその頃は一般ユーザにとっては「そういうものがあるらしい」という都市伝説レベルで、話には聞いていても手に入るようなものではないし、さまざまなリスクを冒してまで積極的に手に入れたいと思うような性質のものでもなかったように思います。
#たしか「こち亀」で一度だけ両津がSFC用(?)チートツールを購入するシーンがあった。左近寺に「それはもしかしてゲームを改造するやつでは…」と突っ込まれて「違う、ちょっとした周辺機器だ、本当に」と誤魔化していましたが。
チートツールとマジコンでは経緯も異なってくるでしょうが、こう言ったアングラツールが浸透して行ったのは、旧プレステ時代にPARが普及したことが大きいのではないかと思っています(プレステを批判したいわけではありませんので念のため)。当時はインターネットの黎明期でもあり、当時のインターネットがどう思われていたかも鑑みれば、アングラツールの情報が急速に浸透して行っても不思議ではありません(「供給」以上に「需要」が大きいので、流布するのが早い)。「都市伝説」が「現実の情報」に化けたのは、自分の実感レベルでも、この時期であったように記憶しています。今やチートツールは大手ゲームショップでも置いている程ですからね。
マジコンが普及して行った経緯はもう少し違うでしょうが、「都市伝説」や「ゲーム代を抑えたい」という「潜在需要」を、インターネットや各種アングラ本が「現実の情報」に昇華させてしまったこと、また先日「ゲーム屋さん」というあだ名で呼ばれていた少年が摘発されていましたが、ああ言った功名心や、友人をつなぎ止めておきたい、などという欲求から「周囲に流布」させてしまう「ネ申」が存在することで普及して行った…という大まかな流れは同様なのではないかと思っています。ついでに言うと、若年層はダークサイドにあるものを格好良く思う傾向もありますし。あと、ページビューを稼ぐために、この手の情報を好んで扱うブログなども一翼を担っているでしょうね(これらは性質としてはアングラ本に近いですが)。
#結局のところ、「マジコン」という「強いけれども扱い方を間違えると危険な力」に、関係者が皆振り回されているのだと思います。
#斧を正しく使うのにそれなりの膂力が必要なように、強い力は振るうものにも相応の強さを要求するものです。見合った力がなければ、自滅するか、暴走するか。
現実問題としては、まずマジコンについては、最早存在が独り歩きしている以上、まず供給そのものを不法化するしかないでしょう(バックアップは自由だと言う話で抵抗されるかも知れませんが、既に実質用途が「バックアップ」から外れているので、門外不出が大原則のバックアップ特例は適用不能でしょう)。
また、既にユーザに出回ったものについては、本件のように海賊行為に強い対応を繰り返して「持っているとヤバい」と思わせるという、一罰百戒効果を狙うしかないでしょう。
Re: (スコア:0)
バックアップの言いわけを潰すためにも、DL販売+activationに移行するってのはアリだと思うんだけどなぁ。
あ、それはPSPか。
Re: (スコア:0)
そもそもバックアップ例外はメディアが脆弱だった時代に、バックアップが門外不出であることを大前提にした例外だったわけで。
というわけで、バックアップ例外は言い訳以前に本来全く通用しません。
「状況的には違法行為目的であることが明らかだが、明示的に明らかでないので、そのものを摘発できない」という抜け穴を悪用されているケースと考えた方がよいでしょうね。
Re: (スコア:0)
マジコン擁護でバックアップの主張をしてる人は、あまり見かけませんね。
よく見るのは、「オリジナルゲームの開発」でしょうか。
それなりに筋が通ってますし、ハードを買うときに「勝手に開発致しません」なんて契約結ばないですしね。
これに対して、普及の実体が酷いから規制だとなるなら、車はどうよ?ってことになるし。
そういう意味では、車と同様に免許制にして、違法に使用したり無断で使用したりしたら罰則、ってのが解り易いけれど。
国を挙げて免許制にするほどの事項とも思えないってところが、にんともかんとも。