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ハーバード法科大学院の Steven Shavell 教授が、「学術目的の著作物については著作権を廃止すべきでは ?」との論文を公開したそうだ。当然、この論文は著作権フリーですよね?
e-jornal屋の価格が毎年5%づつ上がっている(定価ベース)と聞かされていますが本当にそれだけの価値があるんでしょうかねぇ?(かといって十数年後に突然2倍に上げますと言われても困るは困るだろうけど)
> 当然、この論文は著作権フリーですよね?
現在の著作権は単に費用の問題だけでなく、著作者の望まぬ形での改変だとか帰属を明示しない複製などを防ぐのにも役立っていますよね。
著者もそれは一応認識していて、「アカデミックな出版物について著作権を廃止した時には、帰属の明示や改変の不可を担保する別の仕組みが必要だ」とは書いています(section 5.1あたり)。で、そういう代わりの仕組みが無い現状では、この論文自体を著作権フリーにするわけにはいかないんじゃないでしょうか (どっちかというと現行の仕組み上では、著作権の仕組み内で
少なくとも日本では帰属の明示や改変の不可を担保する著作者人格権は著作権と明確に分離されているので、著作権だけを廃止するのがめちゃくちゃ困難だとは思えません。ドイツみたいに一体になってると面倒かも。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
フリーの価値は? (スコア:2)
ハーバード法科大学院の Steven Shavell 教授が、「学術目的の著作物については著作権を廃止すべきでは ?」との論文を公開したそうだ。
当然、この論文は著作権フリーですよね?
e-jornal屋の価格が毎年5%づつ上がっている(定価ベース)と聞かされていますが本当にそれだけの価値があるんでしょうかねぇ?
(かといって十数年後に突然2倍に上げますと言われても困るは困るだろうけど)
見たような聞いたような・・・
itinoe
Re: (スコア:1, 参考になる)
> 当然、この論文は著作権フリーですよね?
現在の著作権は単に費用の問題だけでなく、著作者の望まぬ形での改変だとか帰属を明示しない複製などを防ぐのにも役立っていますよね。
著者もそれは一応認識していて、「アカデミックな出版物について著作権を廃止した時には、帰属の明示や改変の不可を担保する別の仕組みが必要だ」とは書いています(section 5.1あたり)。で、そういう代わりの仕組みが無い現状では、この論文自体を著作権フリーにするわけにはいかないんじゃないでしょうか (どっちかというと現行の仕組み上では、著作権の仕組み内で
Re:フリーの価値は? (スコア:0)
少なくとも日本では帰属の明示や改変の不可を担保する著作者人格権は著作権と明確に分離されているので、著作権だけを廃止するのがめちゃくちゃ困難だとは思えません。ドイツみたいに一体になってると面倒かも。