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某DDNSサービスを運用しています。著作権者からのアカウント削除依頼はありますが、警察からの要請はありません。
と言うか、利用者に捜査の手が伸びている事を悟らせないように、アカウントの停止や削除を行わないように依頼される事の方が多かったりします。
うーん、それはメールとかチャットとか、その手段自体の話ですよね。ごく当たり前に使ってる人がほとんど、という。
今回警察の方から?(笑 来た人の指摘で消去したのは出会い系サイトですね。コミュニティなりの存在目的自体が犯罪という。いわゆる犯罪の温床というやつです。これは行政としては、看過できない。
EMA、モバイルコンテンツ審査運用監視機構の動向については、表現の自由を前から追っかけている政治家やライターさんも事細かく調査してますので、ITMediaにせよなんにせよ、このような突出した誤報がでっぱなしで、EMAのプレスリリースにて否定がでるまで異論がでないということは、ちょっと考えにくいです。この件以外にもいろいろ問題が多いんですよ、EMAは。
たとえばEMAが保護する未成年という定義ですが、これが小学生でも高校生でもみんなひっくるめて一様の扱いなんですね。携帯で情報収集するときに、高校生が小学生なみのフィルタがかかったネットしか使えなくていいのか、それは知る権利を侵してないか、汚いものは見えなくしたらい削除する、というやりかたで本当に教育にとっていいのか、とかいろいろ議論があります。
むしここのタイミングでEMAが警察の関与を否定するリリースを出す意図が気になります。
たとえばEMAが保護する未成年という定義ですが、これが小学生でも高校生でもみんなひっくるめて一様の扱いなんですね。
そんなこと言われても法律 [e-gov.go.jp]がそもそも一緒くたにしてるんですから仕方ないでしょう。
第二条 この法律において「青少年」とは、十八歳に満たない者をいう。
その法律上の区分けをそのままコンテンツフィルタのグレードに適用するのが正しいのか?って話です。正しいとすると小学生と高校生の資料が同じでいいってことになりますよね。
失業や自殺などの社会問題、政治、宗教の対立など現実は問題だらけなんですが、これらについて携帯で調べようとすると、フィルタ越しではかなり困難だと思います。ネットスターのカテゴリ一覧を見たり、kids系の検索エンジンで一度調べ物をしてみると分かりますが、大人は基本的にこれらのフィルタに接する機会がないんで、何が起こっているのか知らない人が多いようです。これが問題だということは、弁護士や政治家も指摘しています。
法律上の区分けが不適切だと思うなら、やるべきことは法律を無視することではなく適切に法律を改正することでしょう。というかこの法律は去年制定されたものですが、なぜそのとき声を上げなかったのですか?
私もそう思います、私自身は法律の専門家でもないし、コンテンツフィルタリングの行政にかかわっているわけでもないし、そもそも携帯のフィルタに触れることはないんで関心はありませんでしたから、現在の状況を知ったのはつい最近です。有害情報フィルタリングの問題を追いかけているライターの渋井哲也さんの講演を聞いて知りました。
法律を改正する立場である国会議員さんの一部が問題視しているのは、まさにこの、大人のほとんどがフィルタリングの状況を把握してないってことなんですよ。行政側はそりゃ情報自体を法律で規制できれば便利ですから基本的には多少問題があっても、規制しようって方に動くのは、個人的には理解できます。しかしこじれるとやっかいですから、あまりおおっぴらに問題にならないようじわじわ拡大している感じですね。もちろん政治に直接働きかけているとは言いませんが。
講演のときの余談で出てましたが、国会で議員同士でこの話になったときに、私のblogが政治系の主義主張サイトってことでフィルタにかかっちゃうんですよね、あなたのblogもたぶんひっかかります、と言ったらそんなはずあるわけない、おかしなblogではないんだし、と言って笑っていたんだけど、調べたら実際フィルタ対象になっていた、というエピソードを話してました。
証拠保全の見地からすると「削除」依頼はありえないのでは?
データを抹消してくれという意味の「削除」ではなく、公衆から閲覧できない状態にしてくれという意味の「削除」なのでは?
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
証拠保全の見地からすると「削除」依頼はありえないのでは? (スコア:5, 興味深い)
某DDNSサービスを運用しています。著作権者からのアカウント削除依頼はありますが、警察からの要請はありません。
と言うか、利用者に捜査の手が伸びている事を悟らせないように、アカウントの停止や削除を行わないように依頼される事の方が多かったりします。
Re:証拠保全の見地からすると「削除」依頼はありえないのでは? (スコア:1)
うーん、それはメールとかチャットとか、その手段自体の話ですよね。ごく当たり前に使ってる人がほとんど、という。
今回警察の方から?(笑 来た人の指摘で消去したのは出会い系サイトですね。コミュニティなりの存在目的自体が犯罪という。いわゆる犯罪の温床というやつです。これは行政としては、看過できない。
EMA、モバイルコンテンツ審査運用監視機構の動向については、表現の自由を前から追っかけている政治家やライターさんも事細かく調査してますので、ITMediaにせよなんにせよ、このような突出した誤報がでっぱなしで、EMAのプレスリリースにて否定がでるまで異論がでないということは、ちょっと考えにくいです。この件以外にもいろいろ問題が多いんですよ、EMAは。
たとえばEMAが保護する未成年という定義ですが、これが小学生でも高校生でもみんなひっくるめて一様の扱いなんですね。携帯で情報収集するときに、高校生が小学生なみのフィルタがかかったネットしか使えなくていいのか、それは知る権利を侵してないか、汚いものは見えなくしたらい削除する、というやりかたで本当に教育にとっていいのか、とかいろいろ議論があります。
むしここのタイミングでEMAが警察の関与を否定するリリースを出す意図が気になります。
Re: (スコア:0)
そんなこと言われても法律 [e-gov.go.jp]がそもそも一緒くたにしてるんですから仕方ないでしょう。
Re:証拠保全の見地からすると「削除」依頼はありえないのでは? (スコア:1)
その法律上の区分けをそのままコンテンツフィルタのグレードに適用するのが正しいのか?って話です。正しいとすると小学生と高校生の資料が同じでいいってことになりますよね。
失業や自殺などの社会問題、政治、宗教の対立など現実は問題だらけなんですが、これらについて携帯で調べようとすると、フィルタ越しではかなり困難だと思います。ネットスターのカテゴリ一覧を見たり、kids系の検索エンジンで一度調べ物をしてみると分かりますが、大人は基本的にこれらのフィルタに接する機会がないんで、何が起こっているのか知らない人が多いようです。これが問題だということは、弁護士や政治家も指摘しています。
Re: (スコア:0)
法律上の区分けが不適切だと思うなら、やるべきことは法律を無視することではなく適切に法律を改正することでしょう。というかこの法律は去年制定されたものですが、なぜそのとき声を上げなかったのですか?
Re:証拠保全の見地からすると「削除」依頼はありえないのでは? (スコア:1)
私もそう思います、私自身は法律の専門家でもないし、コンテンツフィルタリングの行政にかかわっているわけでもないし、そもそも携帯のフィルタに触れることはないんで関心はありませんでしたから、現在の状況を知ったのはつい最近です。有害情報フィルタリングの問題を追いかけているライターの渋井哲也さんの講演を聞いて知りました。
法律を改正する立場である国会議員さんの一部が問題視しているのは、まさにこの、大人のほとんどがフィルタリングの状況を把握してないってことなんですよ。行政側はそりゃ情報自体を法律で規制できれば便利ですから基本的には多少問題があっても、規制しようって方に動くのは、個人的には理解できます。しかしこじれるとやっかいですから、あまりおおっぴらに問題にならないようじわじわ拡大している感じですね。もちろん政治に直接働きかけているとは言いませんが。
講演のときの余談で出てましたが、国会で議員同士でこの話になったときに、私のblogが政治系の主義主張サイトってことでフィルタにかかっちゃうんですよね、あなたのblogもたぶんひっかかります、と言ったらそんなはずあるわけない、おかしなblogではないんだし、と言って笑っていたんだけど、調べたら実際フィルタ対象になっていた、というエピソードを話してました。
Re: (スコア:0)
データを抹消してくれという意味の「削除」ではなく、
公衆から閲覧できない状態にしてくれという意味の「削除」なのでは?