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いや、そういう問題でもないでしょ。試用できないってのは確かに問題なんですよ。ある商品ひとつが高いか安いか、という問題ではなく、100個買ってみて、値段相応のものがいくつあったか、という話になりますからね。いってみれば有象無象が具を持ち寄る闇鍋のようなもので、商売の形態としてはズルい。福袋のように、ブランド(店舗)の威信がかかっているならまだしも、泡沫ベンダがひしめき合っている状況では、市場原理がうまくはたらかずに、消費者が負担するコストが高すぎます。極端な話、"hello, world"級のサンプルプログラムに、ドラクエみたいな売り文句を載せておけば、消費者としては買って確かめるしかないわけですから、
> 同じ物を買っても「高かった」と思うか「安かった」と思うか「見合っていた」と思うかは購入者次第。
はいかにも無責任でしょう。もっと積極的に消費者を保護しないと、質の高いソフトウェアが生まれにくくなるし、どうしても開発よりも広報に人的リソースが割かれるようになります。それって、やっぱり一種のデストピアですよ。
ただ、海賊版を出していいのかってのは全く別の問題で、モチベーションにはなっても、正当化の理由にはなりえないでしょうね。ただ、こういう類の統計規模犯罪はモチベーションの方を相手にしないと、問題の解決には至らないので、なかなか難しいところです。コピー産業は、とかく自己中心的な義憤が蔓延しやすい仕組みになっているので、「ただで使わせる」という動機に加えて「試用版を提供させる」という動機まで加わるのは脅威だと思います。おそらく、法的なペナルティを課すだけでは不十分なんじゃないですかね。しばらくはそれ以外の手段を用いるとは思えませんけど。技術的に解決する(DRM強化)のが理想なんでしょうけど、うまくいかない場合は、当面システマティックに犯罪者を量産し続けるかもしれません。
99セントのソフトウェアに対する話ですよね?
食べた事の無いアイスクリームが金を払う価値がある代物かとか、普段どうやって判断してます?商売の形態がズルいからと言って、まさか万引きを正当化しようなんて思ってませんよね。
>食べた事の無いアイスクリームが金を払う価値がある代物か
オレも自販機の新作ジュースの話で考えようとしたんだけど、無理があると思った。だって、アイスやジュースなら、試食して美味しかったらたびたび買うが、ソフトウェアの場合はそうならない。
例えるなら、カスの沢山詰まったガチャポンの方が良いのではないか?
逆でしょ。
ソフトウェアは試食しておいしかったものはもう2度と代金を支払わずに何度でも楽しめるのでお得。逆にアイスや缶ジュースほど沢山の種類のソフトを買って「失敗した」と思う経験は少ない。
支払う金額で考えれば、ソフトウェアは「モノ」よりもずっと安いので、失敗したときのリスクも少ないと思いますよ。
試用版と言うのはソフトウェアだからこそ出来る「さらにお得な」試食方法だけど、これが提供されていないから犯罪に走るのも致し方ないという考え方は、「モノ」を買う時の視点から考えると随分わがままなんじゃないかと。
「正当化の理由になりえない」って書いてあるのに、「まさか正当化しようと思ってませんよね」では、議論の成立する余地がありませんね。それとも、海賊版ではなく、試用版が万引きなのでしょうか?
ただ単に「正当化の理由になりえない」と思っているなら、>>「試用できないのは不当」というのは現時点ではおかしい。には「そうですね」としか言えないはずだけど、
>試用できないってのは確かに問題なんですよ。>当面システマティックに犯罪者を量産し続けるかもしれません。
試用できないことは不当でないとは言えない、結果的に犯罪者が出てくるのもやむを得ないという話になっていると思いますが。
ソフトを違法コピーしようとする人もアイスを万引きしようとする人もいると思いますが、そこに「試用できないから」という言い訳をからめようとしていることしている事自体がはなはだ不自然。
>試用できないってのは確かに問題なんですよ。>当面システマティックに犯罪者を量産し続けるかもしれません。試用できないことは不当でないとは言えない、結果的に犯罪者が出てくるのもやむを得ないという話になっていると思いますが。
「犯罪者を量産する」のが「やむを得ない」とという話に見えるのなら、いよいよ以って議論の余地がないと思うのですが。犯罪者が出て一番困るのは、犯罪を犯す人ではなく、被害を受ける人ですよね?犯罪を犯す動機が増えるのなら、犯罪を抑制する仕組みを導入しなければな
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
クラッカーの勝手な言いぶん (スコア:4, すばらしい洞察)
「試用できないのは不当」というのは現時点ではおかしい。
○「みんながこのようなアプリケーションに金を無駄遣いしていることにうんざりしたので」とか言ってるが
結局は「自分が購入してみたけど金払うほどとは思えず落胆した憂さ晴らしにクラックしてばらまいた」
ってだけでしょう?
#同じ物を買っても「高かった」と思うか「安かった」と思うか「見合っていた」と思うかは購入者次第。
Re:クラッカーの勝手な言いぶん (スコア:4, 興味深い)
いや、そういう問題でもないでしょ。試用できないってのは確かに問題なんですよ。ある商品ひとつが高いか安いか、という問題ではなく、100個買ってみて、値段相応のものがいくつあったか、という話になりますからね。いってみれば有象無象が具を持ち寄る闇鍋のようなもので、商売の形態としてはズルい。福袋のように、ブランド(店舗)の威信がかかっているならまだしも、泡沫ベンダがひしめき合っている状況では、市場原理がうまくはたらかずに、消費者が負担するコストが高すぎます。極端な話、"hello, world"級のサンプルプログラムに、ドラクエみたいな売り文句を載せておけば、消費者としては買って確かめるしかないわけですから、
> 同じ物を買っても「高かった」と思うか「安かった」と思うか「見合っていた」と思うかは購入者次第。
はいかにも無責任でしょう。もっと積極的に消費者を保護しないと、質の高いソフトウェアが生まれにくくなるし、どうしても開発よりも広報に人的リソースが割かれるようになります。それって、やっぱり一種のデストピアですよ。
ただ、海賊版を出していいのかってのは全く別の問題で、モチベーションにはなっても、正当化の理由にはなりえないでしょうね。ただ、こういう類の統計規模犯罪はモチベーションの方を相手にしないと、問題の解決には至らないので、なかなか難しいところです。コピー産業は、とかく自己中心的な義憤が蔓延しやすい仕組みになっているので、「ただで使わせる」という動機に加えて「試用版を提供させる」という動機まで加わるのは脅威だと思います。おそらく、法的なペナルティを課すだけでは不十分なんじゃないですかね。しばらくはそれ以外の手段を用いるとは思えませんけど。技術的に解決する(DRM強化)のが理想なんでしょうけど、うまくいかない場合は、当面システマティックに犯罪者を量産し続けるかもしれません。
試用はユーザーの権利ではない (スコア:4, 参考になる)
自分も上記に賛成です。むしろ、
> 試用できないってのは確かに問題なんですよ。
という言葉に反感を覚えます。まるで試用できなければいけないというようで。
以下、ソフトウェアの試用に限って書きます。(試用の考え方はソフトウェアに依りませんが)
自分は、試用というのは広報の一部と考えています。試用は、買って(使って)もらうための動機を提供者が消費者に対して行うもので、ユーザーの権利ではないとも考えています。
Appleが試用についての仕組みを作ることは出来るでしょう。しかし、試用という広報を行わないことも出来ます。仮に試用の仕組みがあったとしても、今回のクラックされたアプリの試用版は作ったでしょうか?
試用は品質が厳しく問われてしまうものです。他の広報(雑誌の掲載とか)が上手く出来たとしても試用版で購入を止めてしまうかもしれません。品質が良くても、簡単なゲームなどの場合、試用(版)で満足して購入を止めてしまうかもしれません。大規模なソフトウェアなら試用版が必須と呼べる場合もありそうですが、小規模なソフトウェアは敢えて出さないということもありかと思います。
なんにせよ試用が出来ないからと言って
> 海賊版を出していいのかってのは全く別の問題
これには激しく同意です。
Re: (スコア:0)
Re:クラッカーの勝手な言いぶん (スコア:1)
ユーザレビューとか調べないのかな?
>もっと積極的に消費者を保護しないと、質の高いソフトウェアが生まれにくくなるし、
それほど消費者は馬鹿じゃないよ。
むしろ、ゲーム関係だと、地雷系のを集めたりというお方もいらっしゃいます。
「このざま」系のをネタで買うというもありでしょう。
>どうしても開発よりも広報に人的リソースが割かれるようになります。それって、やっぱり一種のデストピアですよ。
いいんじゃないですか?
ゴミを広報の言いくるめで騙されて買う人が、そういうモノを掴むのは、
それはそれで理にかなっていませんか?
人の程度によって、得るものが異なり、より賢明な人はより良いモノを
掴むし、そうでないお方はそれなりのモノを掴む。
ある意味、自己責任でそういった「モノを買う側の淘汰」がないと、
より良く見て判断するという市場/購入者が現れないわけで、それは
それで「愚物でも買う」市場になるわけですよ。
Re: (スコア:0)
99セントのソフトウェアに対する話ですよね?
食べた事の無いアイスクリームが金を払う価値がある代物かとか、普段どうやって
判断してます?
商売の形態がズルいからと言って、まさか万引きを正当化しようなんて思ってませ
んよね。
Re:クラッカーの勝手な言いぶん (スコア:1, すばらしい洞察)
>食べた事の無いアイスクリームが金を払う価値がある代物か
オレも自販機の新作ジュースの話で考えようとしたんだけど、無理があると思った。
だって、アイスやジュースなら、試食して美味しかったらたびたび買うが、ソフトウェアの場合はそうならない。
例えるなら、カスの沢山詰まったガチャポンの方が良いのではないか?
Re: (スコア:0)
逆でしょ。
ソフトウェアは試食しておいしかったものはもう2度と代金を支払わずに
何度でも楽しめるのでお得。
逆にアイスや缶ジュースほど沢山の種類のソフトを買って「失敗した」と
思う経験は少ない。
支払う金額で考えれば、ソフトウェアは「モノ」よりもずっと安いので、
失敗したときのリスクも少ないと思いますよ。
試用版と言うのはソフトウェアだからこそ出来る「さらにお得な」試食方
法だけど、これが提供されていないから犯罪に走るのも致し方ないという
考え方は、「モノ」を買う時の視点から考えると随分わがままなんじゃな
いかと。
Re: (スコア:0)
「正当化の理由になりえない」って書いてあるのに、「まさか正当化しようと思ってませんよね」では、議論の成立する余地がありませんね。それとも、海賊版ではなく、試用版が万引きなのでしょうか?
Re: (スコア:0)
ただ単に「正当化の理由になりえない」と思っているなら、
>>「試用できないのは不当」というのは現時点ではおかしい。
には「そうですね」としか言えないはずだけど、
>試用できないってのは確かに問題なんですよ。
>当面システマティックに犯罪者を量産し続けるかもしれません。
試用できないことは不当でないとは言えない、結果的に犯罪者が出てくる
のもやむを得ないという話になっていると思いますが。
ソフトを違法コピーしようとする人もアイスを万引きしようとする人も
いると思いますが、そこに「試用できないから」という言い訳をからめ
ようとしていることしている事自体がはなはだ不自然。
Re: (スコア:0)
オフトピック (荒らしかも) (スコア:0)
異性を物として見るとはなんてぇヤツ。
やらせてくれてその上でしっくりくる物としか結婚を考えないなんて、そっちの処理の道具としか見てないのですね。
#物を人にたとえるのは最悪。必ず本題から外れた状態になるから。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「犯罪者を量産する」のが「やむを得ない」とという話に見えるのなら、いよいよ以って議論の余地がないと思うのですが。犯罪者が出て一番困るのは、犯罪を犯す人ではなく、被害を受ける人ですよね?犯罪を犯す動機が増えるのなら、犯罪を抑制する仕組みを導入しなければな