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また、「コンビニが24時間営業を自粛した場合、エコに繋がると思うか」との問いには、自粛賛成派では85%ほどが「繋がると思う」と答えたのに対し、反対派では71.0%が「思わない」と回答。全体では「思う」が65%、「思わない」が34.3%となり、「自粛は効果をもたらす」と考える人が3分の2を占めた。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
分野は違いますが (スコア:3, 参考になる)
なんていう、「効果があると思う人が多ければ効果があるの?」とつっこみたくなるような内容だったのですが、今回も似たようなモノになりそうで怖いですね。
神社でC#.NET
Re:分野は違いますが (スコア:0, フレームのもと)
何が怖いのでしょうか?
n_ayaseさんと意見が異なっていることが怖いのでしょうか?
実際に効果があるのかないのかは事前にはわかりませんし(これ重要)、
十分な情報があれば、個々の人の選択はいろいろであっても統計的にはおおむね最適になるというのが経済学の原則です。
そしてそれ以上に優れていることが立証されている方法論もありません。
それとも、一度なされた選択は永遠にわたって変更されることがないと恐れてらっしゃるのでしょうか。
それはアンケートとは別の問題です。
Re:分野は違いますが (スコア:1)
現在持っている情報に基づく予想効果とそのエラーバーの両方が提示でき
るはずです。それをせずに、「思っているか」を問う行為は「十分な情報があれば」
という仮定を満たしていないか、意図的に外しています。
従って、質問者の意図によって解答を誘導したり、あらかじめ扇動することに
よって解答を変化させることを可能にします。
個々の人の選択はいろいろであっても最適になるはずの結果を、そうならないように
する制御が働いているから、大多数が本当は望んでいないのに戦争がおこったり、
景気が悪化したりするのです。
Re: (スコア:0)
とんでもないことになるよ。
きっと、税金0で公共サービスの充実したスーパー国家が
できあがるw
残念ながら「馬鹿」な人間は大勢居るので、それらの誘導合戦も
重要だと思うね。
# 皆が望んだら景気がよくなったり犯罪がなくなったりする?
# Noだね。ここでの「望む」とは「妄想する」の意味だから。
Re:分野は違いますが (スコア:1)
儲けようとして儲けられる力のある人間は少数であるという事実がある。
一方、人間の大多数は戦争を望んでいないという事実がある。
ゆえに、民主主義が機能すれば、民主主義国家で戦争は生じない。
逆に、少数の利益のために多数が動くときに民主主義国家で戦争が生じる。
∴「馬鹿」な人間が大勢居るならば誘導は害である。
Re: (スコア:0)
要するに民主主義国家は機能しないと言うこと?
Re:分野は違いますが (スコア:1)
> 十分な情報があれば、個々の人の選択はいろいろであっても統計的にはおおむね最適になるというのが経済学の原則です。
> そしてそれ以上に優れていることが立証されている方法論もありません。
「統計的にはおおむね最適になるというのが経済学の原則」ってのがよくわからなかったのですが、どういう意味でしょう?
合理的期待形成仮説の話でしょうか?
マクロ経済理論は大学院のコアコース以降はさっぱりさわっていないのでうろ覚えですが、合理的期待形成仮説は合理的な個人が十分な情報を用いて判断しているのであれば、多くの人の予測の平均(=代表的個人の予測)は実際に生じる状態の期待値に等しい、という仮説だと理解しています。
合理的期待形成仮説はマクロ経済をモデル化する際によく用いられてており、モデルを構築するのに都合がよく、これを使ったモデルの多くが妥当な結果を導いてるとは思いますが、合理的期待形成仮説自体が経済システムの一般原則であると考えているのでしょうか?
経済学における便利な「仮説」であることは多くの人が認めるでしょうが、「経済学の原則」であるとする見解は珍しいのではないでしょうか?
また、適切に設定されたアンケートによって取得された意見の平均は、実際の社会の平均的な意見に一致すると思いますが、
平均的な意見が予見不可能な政策の効果をよく予言する「経済学の原則」とはどのようなものでしょうか?
例えば合理的期待形成仮説や完全競争を仮定したモデルでは、政府による減税や金融政策の効果は無効とされるものが多くありますが、アンケートで「減税は景気を回復するか」と聞かれればおそらく平均的な意見は肯定的なものになると思います。
このとき、モデルの帰結と平均的な意見のどちらを「経済学の原則」として受け止めたらよいのでしょうか?
Re: (スコア:0)
そうです。
> 合理的期待形成仮説は合理的な個人が十分な情報を用いて判断しているのであれば、多くの人の予測の平均(=代表的個人の予測)は実際に生じる状態の期待値に等しい、という仮説だと理解しています。
おおむね同じ理解です。
> 経済学における便利な「仮説」であることは多くの人が認めるでしょうが、「経済学の原則」であるとする見解は珍しいのではないでしょうか
わたしは用語に拘泥しないので、適当に読み替えてください。
言いたいことは
・合理的期待形成仮説はたいて
Re:分野は違いますが (スコア:1)
>> このとき、モデルの帰結と平均的な意見のどちらを「経済学の原則」として受け止めたらよいのでしょうか?
>合理的期待形成仮説は完全に100%正しいと思ってるんですか?大学院で何習ったの?
合理的期待形成仮説によるモデルの予測と、アンケートによる意向が矛盾する場合が存在します。
これは、元のコメントでアンケートの結果が最適性を持っているとの主張に対し、アンケートの平均的な意見の推定量としての望ましさ以上の、最適な税制についての情報を有していないのではないかとの例として提示をしました。
では改めてお聞きしますが、元コメントで仰っていたアンケートの最適性とはどの様な意味でしょうか?
アンケート収集が平均的な意見を推定する手法として望ましいのはわかりますが、アンケートで得られた意見に従って設定された著作権制度が社会メカニズムとしての最適性を持っているとお考えなのでしょうか。
元コメントが経済学の知見からそのような既決が導かれるとの誤解を与えかねないものでしたので、それを明確に否定していただければコメントの読者に謝った知識を与えることが無くなり、経済学の誤った知識が流布される心配をせずに済みます。
# ちなみに大学院でのマクロはRomerの内容をミクロ基礎のある動学モデルで取り扱っただけで、
# 今時の大学院コアコースの内容としてはやや物足りない内容でした。
Re: (スコア:0)
> アンケートで得られた意見に従って設定された著作権制度が社会メカニズムとしての最適性を持っているとお考えなのでしょうか。
パラメータも評価関数も与件ではありませんので、最適という言葉もどうしても比喩的にならざるを得ません。
前にも述べましたが、最適という言葉がお気に召さないのでしたら、他の言葉に置き換えて下さい。
その上で、元コメの
> なんていう、「効果があると思う人が多ければ効果があるの?」とつっこみたくなるような内容だったので
Re: (スコア:0)
・今回のアンケート
「コピーは法的に問題ない」と思う人がいれば問題なくなるのか?
・n_ayase氏の出してるアンケート
「コンビニ深夜閉店がエコになる」と思う人が多ければ問題なくなるのか?
前者で言えば法的な解釈、後者で言えばコンビニの夜間エネルギー使用量から見て得られるであろうエコロジー面での効果が計算できることから、問いに対する「正解」はあらかじめ用意できるんだよね。(ちなみにコンビニの一件は「商品配送を昼間に行うと渋滞が発生し、逆にCO2発生量は増えることす [iza.ne.jp]
Re: (スコア:0)
サイコロの出目の"1"と"それ以外"に賭ける場合を考えると、オッズが等しい場合であれば"それ以外"に賭けるのが最適ですが、正解は振ってみないとわかりません。
> 「コピーは法的に問題ない」と思う人がいれば問題なくなるのか?
コピーは法的に問題ないと考える人が多ければ法律のほうを変えたほうが結果的により良い社会になる可能性は高いということです。
(必ず良くなるというわけではありません)
> 「コンビニ深夜閉店がエコになる」と思う人が多ければ問題なくなるのか?
こちらも同じく、そう思
Re:分野は違いますが (スコア:1, 興味深い)
コンビニ規制の正解はある程度決まってはいますが、人類にはそれを変える力があります。
コピーのどちらが正しいかは人類が好きなように決めて構いません。
Re: (スコア:0)
Re:分野は違いますが (スコア:1, すばらしい洞察)
> サイコロの出目の"1"と"それ以外"に賭ける場合を考えると、オッズが等しい場合であれば
> "それ以外"に賭けるのが最適ですが、正解は振ってみないとわかりません。
この場合、何が最適かは「サイコロの出目が1~6まである」とか「オッズが等しい」とか「サイコロは1~6の数字が等確率で出ると考えて問題ない」というのが前提だろ?
件のアンケートでいえば、「コンビニが深夜営業を自粛したとして、それに見合う量のCO2削減が達成できる」という情報も「コンビニが深夜営業を自粛したとしても、それに見合うCO2削減はできない」という情報も提示されてないんじゃないのか?という話。(つーか、どっちの情報もいくら探しても決定的なモノは見あたらないし。)
そんなあやふやな状態でいえば、人間は「自分にとって都合の良い結果」を感覚で選びたくなるのは当然だし、その結果「効果がない」と否定するよりも「効果があるほうが良くないかな?」という感覚から「効果がある」という選択をしてしまっている、という話じゃないか。それで「皆がそう思うからその可能性が高い」というのは暴論でしかなかろうに。
常に選択を行う人間が、選択に関係する情報を十分に手に入れている、という前提でしか考えていない時点で、考え違いをしているのは君の方だよ。
Re: (スコア:0)
> 常に選択を行う人間が、選択に関係する情報を十分に手に入れている、という前提でしか考えていない時点で、考え違いをしているのは君の方だよ。
個々の人間が"正解"を選ぶわけじゃないんです。
個々の人間はいろいろ間違うけれど、総体として見ればそれなりにいい線いった結果が出てくるというだけの話。
Re: (スコア:0)
「責任逃れの為のアンケート」
みんながこう言ったじゃないか!で責任を回避するためのアンケートであって求める効果が端から違うのでしょう。
科学・論文的な根拠は求めてないので不根拠だろうが誘導だろうがそんなの関係ない。
# あまりにも酷い突っ込みなのでACで。
Re: (スコア:0)
まあ「夜間コンビニを使っていますか?」「頻度は?」「なくなるとどれくらい問題だと思いますか?」と社会的影響(ニーズ)の調査なら問題ないですが、「省エネになると思いますか?」は不適切。つか、その辺のトレーニングを受けていない人がアンケート作ってるの?とそのあたりが不安。
今回のはコピー規制が社会的に受容されるボーダーラインの目安を調べたいのでしょう。図書館のコピーや鼻歌もダメ!という人から、世界の情報は100%コピー自由!という意見まで分布があるわけで、どういう分布なのかはボーダーライン提案での重要要素ですから。