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ところが、NTTドコモ等は、「政治活動・政党」(議員・それらの支援団体も含む政治活動や政党に関わる情報の提供)も有害情報としてシャットアウトしてしまう。この『どこどこ日記』も当然ながら、子どもの携帯電話からはアクセス出来なくなり、他の国会議員・自治体議員や政党のホームページ・ブログなどを見ることが禁止対象となっている。ただでさえ政治教育が皆無に近いこの国で、与党が強行採決した国民投票法案では投票可能年齢を「18歳」(ただし議論百出中で、いまだ定まっていない)としているのに、政治情報を一律「有害」とするようなフィルター情報をカットして、未来の有権者はどうやって政治情報にアクセスすればいいのだろうか。しかも、フィルタリングサービスの範囲は、おおむね「18歳未満」「20歳未満」で、小学生から高校生まで基本的に変わらないというからあまりに一律的だ。仮に「18歳選挙権」が実現すれば、「18歳未満」なら誕生日から政治情報にアクセスしていいということになる。「20歳未満」なら、投票権はあっても国民投票に先立って、政治情報にアクセスすることも出来ないから、話にならない。もちろん、裁判員制度などで期待されている「自ら判断する力」「分析し、意見を述べる力」などが培われるわけもない。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
iPhoneは対象外? (スコア:2, 参考になる)
携帯向けサイトでもPCからアクセスできるよう設計すれば、携帯電話のフルブラウザを使えば検閲を逃れられるように思えます。
ともあれ、iPhoneは検閲の対象外、と。
パケット定額制の上限を上げてまでフルブラウザを使うのだろうか?親の支払いだから気にしないかも。
サイバー箱根の関所は越えがたい(Re:iPhoneは対象外? (スコア:0, フレームのもと)
# 携帯上でtorでも動かしますか?:)アプリの使えるパケット通信データ量は非常に絞られていますが。
審査されたサイトで構成されたホワイトリストと、その他のサイト込みのブラックリスト、後はキーワードチェッカー程度は最低入れてるでしょうね。
そう遠くない内に日本語構文解析や画像マッチングでブラックリスト作る程度はやってくると思いますよ。
いわば、「サイバー箱根の関所」って感じであれやこれややってくるんじゃないかと。
Re: (スコア:2)
そもそもセキュリティ対策の基本は全封じ+必要な分だけ開けだし。
そういう仕組みにしておいて、
管理者たる親のリテラシ教育をどうするかとか(今のマスコミには期待出来ないし)
子供によるクラッキングをどれくらい防止出来るかとか
そっちの方が大事だと思うんだけどなぁ。
親は業務委託できないAdminなのでは?(Re:サイバー箱根の関所は越えがたい (スコア:0, 荒らし)
ブラックリスト扱いで、当該するカテゴリのすべてのサイトにアクセスはさせたくないが、このサイトや話題に関連するものはアクセスさせたい。この傾向のサイトは必要だと思うのでサブカテゴリーのかなり細かい部分にホワイトリスト適用を行いたい。と言う場合に、フィルタリング業者が果たして個別ケースとしてマメに穴を開けてくれるか。と言えば現状ではかなり悲観的にならざるを得ない。
結局は親の情報リテラシーとか子供に対する情報リテラシー教育への向き合う姿勢が決めてしまうので…
実際、色々と親向けの啓蒙パンフレットとかの資料を読んでみると、ネットについての監督官庁である総務省と、そうではないけど子供の教育に強く関わっている文科省や厚労省の間で同調している訳ではなくて、かなり不協和音めいた物がありますよ。
# 一番強硬というか情報統制を重視しているのが総務省で、情報統制は従の一つに過ぎないという
# 立場が、意外なことに文科省。両者の間でかなり離れているし、文科省の中でも知財の監督権限に
# タッチしている文化庁はかなり総務省寄りだけど、学校教育に関わる部署はかなり寛容。
# 他の関係省庁はその間のどこかにスタンスを取っている。内閣府は総務省寄りのようですが。
確かに、企業の中ならばAdminの一括処理でも事足りるのかもしれませんが、今回のフィルタリングの場合にはフィルタリング企業のAdminの次に親と言う非常に数の多いAdminがいて、その優劣をどうするかというのは、個人的には親に非常に強い権限を持たせるべきと思いますが、いろいろな思惑が飛び交っていますので
例えば、フィルタリング法に賛成した政党の中ですら、反対意見がそこそこ根強くあって [goo.ne.jp]、この場合に例示されているのは、憲法改定問題や裁判員制度とフィルタリングが直結した場合の懸念でして、
あの法律に賛成した政党や議員の意志決定過程でこういうあたりがキチンと論点まとめられた上で議決された訳ではけしてないし(衆院本会議提出から参院本会議での議決まで数日という超特急採決だった)、こういうあたりの考慮が殆どされずに政党間の力関係や利害関係で決まってしまった色が強いですからね
…とにかく、これから、相当揉めますよ。