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出来の悪いDRMを使わされるのと、薄く広く上納金払わされるのと、どっちがいいのかはジレンマ
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
消費者からの対価 (スコア:1, 興味深い)
存在していることをほとんど意識しないですむような、ウォークマンでもiPodでもWindowsMediaPlayerでも使えて、所有している機器間での移動もスムーズに行える、そんなDRMが出てくる見込みは、現時点でほとんど無いので、補償金は消極的解決法として認めてもいいのかなと思います。
投げ銭のような仕掛けでは、適切な還元が行われないのは、やらなくたって判りますしね。著作権侵害による被害が縮小しない以上、彼に対価を落とすにはもっとメタなレベルで対応するしかないと思います。
また、実際にCDやMDの売り上げが低下し、ネットワークでの売り上げが急増している状況で、権利者団体がそれらの機器に補償範囲を広げようと活動するのは、まあそんなに非難されることでもないでしょう。
問題は、自分たちの創造物を売って食っている連中が、「経済活動の結果、文化がダメージを受けている」などと、自己否定にも似た詭弁を弄する点で、彼らのまず文化ありきという物言いは、文化の担い手が大衆であるという点を忘れた、極めて傲岸不遜なものだと感じてしまいます。
しかも、旧態依然とした中間搾取層が存在しているおかげで、われわれ大衆は不当に高い対価を支払わされているという状況を、彼らはあえて見ない様にしています。
この戦いは、権利者側から見れば消費者との対決構図にしか見えないのかもしれませんが、消費者から見れば、むしろ中間搾取層との戦いです。
大半の人はレコード・映画会社を裕福にするために金払おうなんて考えておらず、気に入った曲なり映画なりを作った人たちに、お金を払いたい、と思っている。
しかし、技術の進歩によってディストリビューションに関わる搾取構造から抜け出せる機会が、すでに訪れているのにもかかわらず、権利者たちはいまだにレコード会社にしがみついている。
それじゃあ、大衆はどんどん買わなくなるし、権利者は搾取されっぱなし。彼らは永遠に消費者からのダイレクトな対価を得ることが出来ない。
そんな状況が続く以上、この不毛な、文化の衰退、権利者の敗北、という結果の見えた戦いは、終わらないんだろうな、と思います。
Re:消費者からの対価 (スコア:1)
多分何度も繰り返されていると思いますが、保証金は侵害に対する物ではなく
複製することにより発生する損益に対し保証する物です
Re: (スコア:0)
>複製することにより発生する損益に対し保証する物です
#保証金ではなく、補償金です
現在の補償金は著作権侵害によって生じた損失補償のためのものだ、などと主張した覚えは無いのですが。
何に対してツッコミ入れているのでしょうか?
--
ああ、シャドーボクシングですか
Re:消費者からの対価 (スコア:1)
違うなら元本文中の以下の行はでは何のために入れたのか謎ですね
>現時点でほとんど無いので、補償金は消極的解決法として認めてもいいのかなと思います。
>投げ銭のような仕掛けでは、適切な還元が行われないのは、やらなくたって判りますしね。
>著作権侵害による被害が縮小しない以上、彼に対価を落とすにはもっとメタなレベルで対応するしかないと思います。
放送でも、CDからの購入でも著作権侵害は発生してないでしょう
補償金は著作権侵害とは別な話ですが、勘違いしていないのであれば
上のような話がでてきたのか謎です
補償金の話をしていたのではないのかな?
#まぁ同一のACって保証もないんだけどさ(苦笑)
Re: (スコア:0)
出来の悪い DRM を使わされつつ、上納金を払わされる、が正解でしょう。
Re:消費者からの対価 (スコア:1)
でも、内容をよく理解してないスラドのみなさんは、とにかく著作権に関係する法改正は全部反対。
これは「消費者に有利な改正だ」と説明しても、無茶な陰謀論を持ち出して反対してる人がいた。
それだけ、権利者や官僚が信頼されてないって事でもあるのだろうが、こんな調子じゃ、
消費者に有利な改正も難しいのかもしれない。