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>「黙認」のような曖昧なライセンスはよろしくないのではともタレコミ子は思うわけだが……。
限界超えたら怒るぞってことで、「当日限定」ってかいてるから同人誌書店みたいな商業臭いところはアウトと明言してると思うんだ。
>「当日限定」ってかいてるから同人誌書店みたいな商業臭いところはアウトと明言してると思うんだ。
名言すら曖昧にしたいんだと思うよ。
パロディに対する権利者の主なスタンスは以下の4つ。
1.パロディは一切認めない 2.認めるがライセンス料を徴収 3.パロディが法律で認められている 4.ファン活動の一環として認める
1「パロディ不可」は、ある意味「表現の自由」の侵害で、厳密に規制するには金も手間もかかる。園児の似顔絵すら認めないとなると、業者が二の足踏むためグッズ展開されず、無名作品は販促に繋がらない。元からディズニー並みの人気がある作品以外は、
元記事には「CCにするとパロディを強制できない」みたいなことが書いてあったな。改変を禁止/制限したり、出典を明記させるコピーレフトライセンスはあるけど、その逆は確かにないよね。
権利者はコピーレフトの二次創作を認めたくないんだろうね。パロディを 許諾する/しない どっちにしても、管理するのは非常に面倒くさい。なので、金も手間も掛けず、悪目立ちしてる出る杭だけ排除したいってのが本音。
過去に、悪目立ちしすぎて著作権侵害で訴えられたのが、 ドラえもん最終話同人誌問題 [wikipedia.org]。権利元の逆鱗に触れて警告なしの一発逮捕されたのが、ポケモン同人ショック [wikipedia.org]。
著作権侵害が親告罪であるのがキモで、「俺ら権利者はパロディ作家をいつでも逮捕できるんだ、わかってるよな?」と、著作権の行使をちらつかせて二次創作側に空気を読ませるのが、現状の「
>赤松氏の提案は、「黙認」と「逮捕」を都合良く使い分けてきた権利者にしたら迷惑な話かもしれない。いや、TPPによって著作権の非親告罪化されると使い分けどころじゃない(警察が勝手に逮捕できる)からこの提案でしょ?
そりゃそうだが、こんなものを認めるくらいなら警察と話し合って空気を読んでもらうほうが100倍マシだと思うんじゃないかな。
たしかに「日本は空気読めでやってきたんで」なんて言っても外人には理解できないわな。TPPで参入してくる外資対策として「黙認ライセンス」を明文化しておくのは重要かもしれない。
実は、黙認ライセンスって権利者にとって都合いいばっかりじゃなくて、二次創作にとっても(権利元に迷惑を掛けなければかなり)自由に活動できる方法なんだよね。
非親告化で誰でも著作権侵害を親告できるようになると、権利者は都合のいい切り札を失うことになり、二次創作側はいつ誰に訴えられる(逮捕される)か分からないデンジャラスな時代に突入することになる。「青少年育成条例は正義!」とかいう人達が、エログロ暴力不健全を片っ端から著作権侵害で訴えたりな。
どこにぶら下げるか迷ったけど、ここに
作家と出版社を同種の権利者とみてるからみんな理解できてない気がする。
もともと、赤松氏がこの手のライセンスを提案するようになったのは・昨今の著作権法は改正するたびに問題だらけで一部の権利者団体のおもちゃにされているように見える・警察が著作権法を別件逮捕に利用しているという実態があるという理由が少なからずあるはず。そのあたり、ストーリーのリンク先にある赤松氏のコメントにもでているよね。
書籍の著作隣接権なんかの議論でもわかるように、赤松氏は漫画家の立場を守るという行動指針で発言しているわけで、必要であれば出版社とも対立する意見を言う。今回の黙認ライセンスも出版社は認めないだろうとした上で著作者の意思を表明する用途で使うことを想定しているわけで、漫画家と出版社を同一の権利者だと思って読んでいるとおそらく狙いも意味も全く理解できないと思う。
あとは、TPPがらみの話も大きいと思う。TPPには知財に関する条約も含まれていて、特に以下の二つがやばい、と赤松氏はにらんでいるのだと思う。・非親告罪化・法廷賠償金の導入
法廷賠償金というのは、経済損害が認められなくても賠償金が請求できてしまう制度で、これと非親告罪化がセットになると法廷賠償金目的の著作権ゴロ業者が出てくる可能性があると各所のシンポジウムで指摘している。これ、単なる杞憂とかではなくて、もともと日本の著作権法の刑法罰金は世界的に見ても異様に高いので、現行法の相場ままいきなり法廷賠償金と非親告罪化をセットで導入すると、著作権ゴロは相当おいしい商売になる可能性が高い。で、そういう連中から漫画家の土台を支えている同人誌文化を守るために黙認ライセンスなるものを考案したのだろうと思う。
根拠のない妄想は日記だけにしとけ
赤松氏の問題提起能力にはいつも感心するんだけど、たいてい主張が斜め上なんだよね…。
>今回の黙認ライセンスも出版社は認めないだろうとした上で著作者の意思を表明する用途で使う
そもそも出版者が認めないような提案されても問題は解決しないわけよ。赤松氏って「問題提起しただけ」のお騒がせ発言ばっかで、ネットじゃ狼少年扱いされてるよね。前の提起もコミケット準備会に全否定されてたし。今回の「二次創作の現状明示と問題提起」は評価するけど、提案そのものは申し訳ないけど「またか赤松…」だよ。
>漫画家と出版社を同一の権利者だと思って読んでいるとおそらく狙いも意味も全く理解できないと思う。
自分は同一だと思ってないけど、理解してもしなくても実現不可能な提案だからなあ。許諾するのが作者にメールなんてアニメ化作品はどーすんの?そっちの利権のがデカイのに。権利者がマンガ家と出版者だけなんて認識の同人屋はそうとうオメデタイ人だけだよ。
パッと見問題無さそうなシロモンだと皆「ああそれでいいんじゃない」って言い出して真面目に考えなくなるから、ツッコミ所だらけな方がかえっていいんじゃないのw
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
ライセンスで明示してるのは大きいのでは? (スコア:1)
>「黙認」のような曖昧なライセンスはよろしくないのではともタレコミ子は思うわけだが……。
限界超えたら怒るぞってことで、
「当日限定」ってかいてるから同人誌書店みたいな商業臭いところはアウトと
明言してると思うんだ。
Re: (スコア:4, 参考になる)
>「当日限定」ってかいてるから同人誌書店みたいな商業臭いところはアウトと明言してると思うんだ。
名言すら曖昧にしたいんだと思うよ。
パロディに対する権利者の主なスタンスは以下の4つ。
1.パロディは一切認めない
2.認めるがライセンス料を徴収
3.パロディが法律で認められている
4.ファン活動の一環として認める
1「パロディ不可」は、ある意味「表現の自由」の侵害で、厳密に規制するには金も手間もかかる。
園児の似顔絵すら認めないとなると、業者が二の足踏むためグッズ展開されず、無名作品は販促に繋がらない。
元からディズニー並みの人気がある作品以外は、
Re: (スコア:0)
元記事には「CCにするとパロディを強制できない」みたいなことが書いてあったな。改変を禁止/制限したり、出典を明記させるコピーレフトライセンスはあるけど、その逆は確かにないよね。
Re: (スコア:0)
権利者はコピーレフトの二次創作を認めたくないんだろうね。
パロディを 許諾する/しない どっちにしても、管理するのは非常に面倒くさい。
なので、金も手間も掛けず、悪目立ちしてる出る杭だけ排除したいってのが本音。
過去に、悪目立ちしすぎて著作権侵害で訴えられたのが、 ドラえもん最終話同人誌問題 [wikipedia.org]。
権利元の逆鱗に触れて警告なしの一発逮捕されたのが、ポケモン同人ショック [wikipedia.org]。
著作権侵害が親告罪であるのがキモで、
「俺ら権利者はパロディ作家をいつでも逮捕できるんだ、わかってるよな?」
と、著作権の行使をちらつかせて二次創作側に空気を読ませるのが、現状の「
Re:ライセンスで明示してるのは大きいのでは? (スコア:0)
>赤松氏の提案は、「黙認」と「逮捕」を都合良く使い分けてきた権利者にしたら迷惑な話かもしれない。
いや、TPPによって著作権の非親告罪化されると使い分けどころじゃない(警察が勝手に逮捕できる)からこの提案でしょ?
Re: (スコア:0)
そりゃそうだが、こんなものを認めるくらいなら警察と話し合って
空気を読んでもらうほうが100倍マシだと思うんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
たしかに「日本は空気読めでやってきたんで」なんて言っても外人には理解できないわな。
TPPで参入してくる外資対策として「黙認ライセンス」を明文化しておくのは重要かもしれない。
実は、黙認ライセンスって権利者にとって都合いいばっかりじゃなくて、
二次創作にとっても(権利元に迷惑を掛けなければかなり)自由に活動できる方法なんだよね。
非親告化で誰でも著作権侵害を親告できるようになると、権利者は都合のいい切り札を失うことになり、
二次創作側はいつ誰に訴えられる(逮捕される)か分からないデンジャラスな時代に突入することになる。
「青少年育成条例は正義!」とかいう人達が、エログロ暴力不健全を片っ端から著作権侵害で訴えたりな。
Re:ライセンスで明示してるのは大きいのでは? (スコア:4, すばらしい洞察)
どこにぶら下げるか迷ったけど、ここに
作家と出版社を同種の権利者とみてるからみんな理解できてない気がする。
もともと、赤松氏がこの手のライセンスを提案するようになったのは
・昨今の著作権法は改正するたびに問題だらけで一部の権利者団体のおもちゃにされているように見える
・警察が著作権法を別件逮捕に利用しているという実態がある
という理由が少なからずあるはず。
そのあたり、ストーリーのリンク先にある赤松氏のコメントにもでているよね。
書籍の著作隣接権なんかの議論でもわかるように、赤松氏は漫画家の立場を守るという行動指針で発言しているわけで、必要であれば出版社とも対立する意見を言う。
今回の黙認ライセンスも出版社は認めないだろうとした上で著作者の意思を表明する用途で使うことを想定しているわけで、漫画家と出版社を同一の権利者だと思って読んでいるとおそらく狙いも意味も全く理解できないと思う。
あとは、TPPがらみの話も大きいと思う。
TPPには知財に関する条約も含まれていて、特に以下の二つがやばい、と赤松氏はにらんでいるのだと思う。
・非親告罪化
・法廷賠償金の導入
法廷賠償金というのは、経済損害が認められなくても賠償金が請求できてしまう制度で、これと非親告罪化がセットになると法廷賠償金目的の著作権ゴロ業者が出てくる可能性があると各所のシンポジウムで指摘している。
これ、単なる杞憂とかではなくて、もともと日本の著作権法の刑法罰金は世界的に見ても異様に高いので、現行法の相場ままいきなり法廷賠償金と非親告罪化をセットで導入すると、著作権ゴロは相当おいしい商売になる可能性が高い。
で、そういう連中から漫画家の土台を支えている同人誌文化を守るために黙認ライセンスなるものを考案したのだろうと思う。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0, 荒らし)
根拠のない妄想は日記だけにしとけ
Re: (スコア:0)
赤松氏の問題提起能力にはいつも感心するんだけど、たいてい主張が斜め上なんだよね…。
>今回の黙認ライセンスも出版社は認めないだろうとした上で著作者の意思を表明する用途で使う
そもそも出版者が認めないような提案されても問題は解決しないわけよ。
赤松氏って「問題提起しただけ」のお騒がせ発言ばっかで、ネットじゃ狼少年扱いされてるよね。
前の提起もコミケット準備会に全否定されてたし。
今回の「二次創作の現状明示と問題提起」は評価するけど、提案そのものは申し訳ないけど「またか赤松…」だよ。
>漫画家と出版社を同一の権利者だと思って読んでいるとおそらく狙いも意味も全く理解できないと思う。
自分は同一だと思ってないけど、理解してもしなくても実現不可能な提案だからなあ。
許諾するのが作者にメールなんてアニメ化作品はどーすんの?そっちの利権のがデカイのに。
権利者がマンガ家と出版者だけなんて認識の同人屋はそうとうオメデタイ人だけだよ。
Re: (スコア:0)
パッと見問題無さそうなシロモンだと
皆「ああそれでいいんじゃない」って言い出して真面目に考えなくなるから、
ツッコミ所だらけな方がかえっていいんじゃないのw